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健康増進法の施行やタバコ枠組み条約締結により禁煙運動が盛んに叫ばれている中で、近年財務省の認可を受けガムタバコが販売されるようになりました。
もとよりAFOCの活動の一環としてスリランカでのビンロウを噛む習慣により、口腔がんの頻度が高いことを明らかにしてきました。
そのなかで、ガムタバコがニコチン代替療法であるにしても、日本への蔓延を阻止しなければならないと考えています。

AFOC瀬戸理事長は「日本学術会議」健康・生活科学委員会、歯学委員会合同の「脱タバコ社会の実現分科会」において副委員長をつとめ脱たばこ社会づくりに尽力しています。

日本学術会議「脱タバコ社会の実現分科会」

この学術会議の分科会では最近「禁煙」を改めて「脱タバコ」に切り替えました。
ガムタバコの悪影響を考えてのことであります。
脱タバコ社会をめざして、学術会議は、科学的には健康障害をおこすことが明らかであるたばこの害から国民を守るために、禁煙社会実現最後進国の一つである日本において、科学者コミュニティを代表して脱タバコ社会を実現するための施策を提言することを目的とし、2006年6月発足以来毎月分科会を開催して、各省庁のタバコ問題関連の実務責任者を招いて精力的な活動を展開しています。
その第一弾として内閣府日本学術会議の敷地内禁煙を推進し、各省庁に拡延する学術的根拠を明示していく方向であります。

(2007年3月2日瀬戸理事長講演「愛情卒煙から脱タバコ社会へ」にて)