30余年に亘る大学歯学部の教授職を辞して後、福島県郡山市の総合南東北病院に勤めて5年になります。横浜市の鶴見から新幹線での通勤にも慣れました。
今、歯科の枠を越えホウ素中性子補足療法(BNCT)を、世界で初めて南東北病院に起ち上げるために全智全能を傾けております。43億円の復興予算を頂戴した、国家プロジェクトなのでその責任と期待を背負いつつ取り組んでおります。
建設は2013年3月に起工し、2014年にはサイクロトロンが搬入され14年中に完成し、2015年から頭頚部進行がんを対象とした治験に入る予定です。
現在、不治といわれる再発がん治療の可能性を追求することは、我が人生の最終目標に値します。国際医療の方も順調に進み近い将来世界に向けて、がん治療に関わるホスピタルシェアのネットワークを構築します。医療者として医科学者として冥利に尽きる思いで、超多忙に人生最後の直線距離をひた走っています。
2014年1月27日 |
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一般財団法人脳神経疾患研究所
附属 総合南東北病院

・ 南東北グループ 総長首席補佐監
・ BNCT(中性子補足療法)
研究センター長
・ 国際医療推進部長
・ 口腔がん治療センター長
・ 顎顔面インプラント再建研究所長
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